ラフウェアの魂
ラフウェア社のご紹介
アメリカ西海岸オレゴン州の中央に位置するベンドに本社を置くラフウェア社は、1994年の発足から犬用アウトドアギアのトップメーカーとしてアメリカのドッググッズマーケットに多大な影響を与え続けてきました。
起伏に富んだドラマチックな自然に恵まれ、アウトドアを楽しむ人口の多い州として知られるオレゴン。多くのオレゴニアンが身近な自然の中でカヤック、カヌー、スキーやロッククライミング、登山などのアウトドアスポーツを日常的に楽しんでいます。ナイキ、コロンビアといった著名なアウトドア、スポーツギアメーカーが発祥し本社を置いていることからも、そのアウトドア文化の成熟・洗練度が分かります。
ラフウェア創始者・現社長のパトリック・クルーズがカリフォルニアの国立公園で友人やその愛犬たちとアウトドアを楽しんでいる最中のこと。
「どうにかしてよ、これ」
愛犬が飲み残した水がまだたっぷりと入ったビニールの袋を両手で持った友人がつぶやいた一言がすべての始まりでした。 犬たちのために重くとも水をたっぷり持ち歩かなければならない。飲み残しを捨てるのはもったいない、でもビニールバッグでは地面に置くこともできない。・・・かといってボトルには戻したくない。
友人のちょっとしたつぶやきがきっかけで携帯用のウォーターボウルの製作を思い立ったパトリックは、その後1年以上の時間を費やしラフウェアの第1号商品となるクエンチャーボウルを完成させました。
子供のころすでに軍用バッグで犬のバックパックを自作するなど、モノを造ることが大好きなパトリック。彼はまた筋金入りのアウトドアマンです。自身の得意分野を活かして ボートのアクセサリーメーカーを既に立ち上げていた彼が犬たちと遊ぶ中で機能性の高いギアの必要性を感じたのは、ごく自然なことだったといえます。
ありそうでなかったシンプルで機能的なボウルはアウトドア関連の展示会で発表されるやいなや各メディアで絶賛され、ラフウェアの名を一挙に知らしめました。
その後もパトリック率いるラフウェアは、「自らが実際に使って納得できるモノを作りたい」という信念に裏打ちされた商品を次々と発表し、犬と一緒にアウトドアを楽しむ世界中のオーナーに愛されるブランドに成長しました。
「犬と人間の絆を深める」がラフウェアののコンセプト。
ラフウェアの商品は、犬連れアウトドアをこよなく愛し自然の美しさも厳しさも知り抜いたスタッフがテストを繰り返したのちに、デザイン・生産されています。
高い機能性とアウトドアトレンドを巧みに取り入れた無駄のないデザインで本国アメリカでも「犬用のアウトドア製品ならラフウェアが一番」という確固たる信頼を得ています。
またラフウェア社は製造には極力リサイクル素材、リサイクル可能な素材を使用する、パッケージングをコンパクトにするなど、自社製品が環境に与えるインパクトを最小限にするための取組みをしています。The Conservation Allianceというアウトドアビジネス関連企業がグループで環境保護に取り組むというユニークな団体にも属し、積極的に活動を展開しています。
(※オリジナル文で無断転載はお断りします。)